今日でパソコン工房神戸店が閉店。神戸西店としてリニューアルオープンとのことだが、実質的に閉店のはず。比較的品揃えが充実している上新電機のパーツフロアの影響が大きいのではないかと思う。確かに、最近はパーツ探しは上新電機パーツフロア→神戸Sofmapの順で行うことが多かった。パソコン工房は品揃えが無難すぎて、捜し物が見つからないことも多かったのだ。
一応、閉店前に何かセールでもやってくれてないかと思って訪問してみたのだが、ほとんど何もいつもと変わってなくてがっかり。まぁ、仕方ないか。
年末恒例にしてしまった、メインマシンYuiの更新に着手。
もう少し待てば Pentium4 3.8GHzが出るかもなぁ、というタイミングではあったが、劇的にパフォーマンスアップするわけでもなし、値段もしばらく高いだろうということで、今回はPenrium4 3.6GHzを購入することにした。NX対応や消費電力低減といった機能追加があるらしいE0ステッピングを探してみたが、さすがにまだ出ていないようであったので、D0ステッピングなSL7J9で妥協。
マザーボードについては、AsustekのP5AD2 Premiumにしようと考えていたが、あまり見かけなかったのと、FSB1066MHz対応な P5AD2-E Premiumが販売されているのを見つけたので、5000円ほど高かったもののこちらを購入。来年あたりには通常バージョンのPentium4でもFSB1066MHz化されるかもなぁ、という期待込みである。
ビデオカードについては予定通り LeadtekのWinFast PX6600GT TDHを購入。静音設計に期待していたが、この点については十分満足である。ファンの動作音はほとんど気にならず、かなり、いい感じ。パフォーマンス的にも、これまで使っていた RADEON 9800XTとほぼ互角である。値段差を考えるとなかなか良いのではと思う。ただ、こいつはPCI-ExpressネイティブなGeForce6系ハイエンドなビデオカードが出るまでの繋ぎとして考えている。
電源はAntecのTruePower 550 EPS12Vを選択。NeoPower480を購入しようかと考えていたのだが、出力に余裕を持たせたかったのと、たまたまATX12V 2.0規格対応のNeoPower480が店頭になかったのでTruePower550になった。この電源の安定性と静音性には十分満足できるが、排気性能はほとんど期待できず。ケースファンの排気性能は十分あるので、こちらで何とかすることにする。
HDDについては特に追加なし。ちょっと前に購入した HDS722525VLSA80をシステムドライブとして使用することにした程度である。これまでのシステムドライブであった HDS722516VLAT80はそのままバックアップ+データドライブとして転用。システムドライブをバックアップする手間が省けてちょっとだけ楽。
サウンドについては、今回はあえてオンボードのHigh Definition Audioを使ってみることにした。P5AD2-E PremiumにはC-Media製のCMI9880が搭載されているが、意外に悪くない感じである。グラフィックイコライザ機能もあるし、DOLBY DIGITAL LIVE機能があるので、PCで生成したマルチチャネルオーディオをDOLBY DIGITALフォーマットでAVアンプに流し込める。音質的にも、これまで使っていた SoundBlaster Audigy2から明らかに悪くなったという感じは受けなかった。
メインマシンのパーツを入れ替えて、電源投入で正常に起動できることを確認。WindowsXPを新規インストールし、各種ドライバ類をインストールして最低限の環境を構成したのだが、この時点で気づいたのが発熱量の多さである。Prescottコアの発熱量はD0ステッピングになってかなりましになったらしいのだが、それでもかなりの発熱である。ファンなどの冷却系設定がNorthwoodコア3.2GHzの時代と同じ状態だと、アイドル状態で60度台、何か処理を開始するとあっさりとCPU温度が70度を突破してしまう。Northwoodな時代は、相当なことでもない限りCPU温度が60度を超えることはなかったのであるが・・・。
ここで、これまで手を付けていなかった水冷にチャレンジすることにした。ただし、あまり高価な水冷キットは手が出ないので、コストパフォーマンスが良さそうな3R SYSTEMのPOSEIDONシリーズの WCL-02 120Cuを購入して装着してみたが、失敗。12cmなケースファンにラジエータを装着したのだが、空冷時よりケース内温度は下がったもののさらにCPU温度は上昇。CPUに負荷がかかるとCPU温度があっさりと80度を超えてしまったことからして、どうやら冷却性能が足りないらしい。ファンを爆音モードにすればなんとか70度台に収まるものの、うるさくて使い物にならないわけである。WCL-02 120Cu付属のポンプはほぼ無音でキット値段のことを考えるとかなり良いのに、ラジエータ周りで爆音だと台無し。結局、元の空冷(ZALMAN CNPS7700AlCu)に戻すこととなった。
浮いたWCL-02 120Cuはオークションに出すことも考えたけれど、せっかくなので、一時期考えていたダウンローダ Sanaeの水冷化で使用することにした。クーラントを入れたまま装着作業を行ったため、少しクーラントがマザーボード上にこぼれてしまいかなり焦ったが、こぼれたクーラントを拭き取って起動させてみたら特に問題は発生しなくて一安心。こちらでは冷却性能的に十分なようで、やや低めの室温ということを考慮しても、アイドル時のCPU温度が30度程度、高負荷時でも45度程度である。さすがにTerminator2-Pの小さい筐体に12cmファン対応ラジエータを内蔵できる訳がなく、ファン共々外付け状態で見栄えは悪いが、静かで冷えるから良しとする。
ちなみに、各パーツ換装で浮いたパーツ類はサブマシンMamikoへと移植。こちらは、Yuiと比較して環境がすっきりとしているので、OS再インストールをせずドライバ類の再設定で済ませてみた。ほとんど問題は起きていないが、メインマシン時代からある、電源投入後のSerialATAなHDDの認識ミスが発生してしまっている。録画PCとして使用することもあるので、何とか対策をしないとまずそうな気配。
なお、Yuiに装着したヒートシンクCNPS7700-AlCuはLGA775対応マザーボードに装着する際にバックプレートを使用するのだが、P5AD2-E PremiumはSTACK COOLという小基板がマザーボード裏に装着されているため、そのままではバックプレートを確実に固定できない。そこで、DIY用品店にてプラスティックワッシャを調達して、バックプレートのマザーボード穴部に装着した。
バックプレート部の厚みがSTACK COOLの分だけ増えるので、マザーボードをケースに装着する際に、スペーサの高さを超えてしまい、バックプレートがマザーボードベースと干渉しないか心配であったけれど、何とか、大丈夫そうである。
週末あたりから、ディスプレイ GDM-F400が突然「バチッ」と音を発して一瞬画面が縮小しフォーカスが狂うという症状の発生頻度が上がった。以前にも数度同じような症状が発生したことがあるが、連発して発生したりしたのはさすがに初めて。情報収集の結果では、ディスプレイの寿命が近いのではとのことであった。そろそろ製造から5年、まもなく6年目に突入するということを考えると、本当に寿命が来てもおかしくない訳で・・・。、
次にディスプレイを買うなら、だいぶ値段もこなれてきたUXGA対応の液晶にする予定。ゲームをすることがあることを考えると応答速度は最低でも16msは欲しい。縦画面モードも使えればなお良しである。
でも、GDM-F400には、もう少し頑張ってほしいところだなぁ。液晶にするならDVI接続にしたいのでCPU切り替え器も更新しなければならないし。
土曜日にiP8600の代替機が到着。本体のみの対策品という形で届いたら嫌だなぁと思いつつ待っていたのだが、箱入り新品で届いて一安心。箱はどうせ処分するので、本体と付属品一式を取り出して、旧機体を箱に入れて発送してもらうことにした。
新機体の設置作業完了後、ヘッド微調整のプリント結果を見る限りでは目立つスジもなくいい感じ。ただし、旧機体では後になってからスジが気になりだしたので、もうしばらく使ってみないと完全にスジが解消したかどうかは判定できそうにない。再発しないでほしいけれど。
ちょっと前にサーバAyakoのビデオカードをGeForfce2MX200なカードから玄人志向のGFX5200-A128CLに換装したのだが、よく考えてみると完全にオーバースペックだし、ダウンローダSanaeについても、連続稼働させている関係で3Dグラフィックス等のパフォーマンスより静音性を重視する。で、ビデオカードを移植することにした。
まずはAyakoのビデオカードを前に使っていたGeForce2MX200なビデオカードに換装し、浮いたGFX5200-A128CLをSanaeに移植。Sanaeに装備していたGV-N57128DPについてはサブマシンMamikoに移植。これで各PCでの運用状況により適した状況になったと思う。実際にSanaeの稼働音が低減できたことを確認。
そろそろ冬ボーナスな時期が近づいてきたので、年末恒例なメインPC更新計画を始動。マザーボード・CPU・メモリを新調するのはもちろんなのだが、ビデオカードのインタフェースがAGPからPCI-Expressに変わるのでビデオカードの更新も必須となる。
今回はRADEON系ではなくGeForce系のビデオカードを使う予定なのだが、PCI-Express版なnVidiaのハイエンドビデオカードが流通が始まってまだ間もないため潤沢に流通しているとは言えない状況で、やや悩み中。もう少し計画発動を待つか、比較的入手しやすいミドルレンジの上位チップGeForce6600GTでとりあえず妥協するかのどちらかになる。
僕はコアゲーマーではないのでミドルレンジなビデオカードで十分なような気もするけれど、どちらかというとハイエンド志向なので、妥協するのは少々悔しいのだ。とはいえ、GeForce6600GTであれば27,000円前後の価格帯であるにもかかわらず現在メインマシンYuiに装備しているRADEON9800XTよりはパフォーマンスは上だと思われるし、PCI-Express版ビデオカードとしてはハイエンドとなる GeForce6800GT搭載ビデオカードは6万円台となってしまい、値段差ほどのパフォーマンス差を得られるかどうかは微妙なので、現時点では、妥協する方向に傾きつつある。
ちなみに、現時点での購入候補は・・・。
CPU | Pentium4 560 (3.6GHz) | 50,000弱 |
メモリ | DDR2-533 512MBx2 | 計30,000程度 |
マザーボード | Asustek P5AD2 Premium | 30,000前後 |
ビデオカード | Leadtek WINFAST PX6600GT TDH or ELSA GLADIAC 743 GT |
27,000前後 |
という感じ。ビデオカードに回す予算がちょっと浮くので、思いつきで何か他のパーツを追加しているかもしれない。
先日購入したCanon iP8600であるが、写真画質での印刷を行ってみるとヘッド移動方向にスジが見えるようになってしまった。購入してすぐのテスト印刷ではスジはほとんど気にならなかったので、何かがiP8600に起きたらしい。また、排紙カバーが素直に開いてくれないことがあるのも気になっていた。で、Canonのサイトからメールサポート宛に質問を投げてみたところ、実にあっさりと機体交換するとの返答が届いた。こちらから発送する必要もなく、直接自宅まで代替機を届けてくれて、旧機体は引き取ってくれるとのこと。
この対応状況から、初期ロットのiP8600には何かあったのではと疑ってしまうのは間違いだろうか。代替機ではスジ等の不具合が発生しないことを強く望む。
会社のPCに装備していたパーツがPC入れ替えにより浮いたため、売却して、それを元手にして何かパーツを購入しようと考えた。そこで思いついたのがSerialATAなHDDである。次期メインマシンではSerialATAなHDDをシステムHDDにする予定だったので、先にHDDだけ購入しておいて一時的にデータ領域として使っておいて、新メインマシン用のパーツが揃った時点でシステムHDD化する計画である。
SerialATAなHDDとしては最新世代では300GBなMaxtorのDiamondMax10/MaxLineIIIがあったが、さすがにそこまでの容量は必要ないし、250GB品はまだ市場に現れていない。200GB以下の製品は、スペック的にどうも旧世代のマイナーバージョンアップな感じがするのでパス。たまたま、WesternDigitalなWD2500JD-HBが売られていたのを発見したのだが、これはパフォーマンス面と騒音面で情報が見つからなかったのでパス。で、無難な選択として日立のHDS722525VLSA80を選択。最新世代ではないけれど十分以上なパフォーマンスがあるから良し。現メインマシンYuiにHDS722525VLSA80を装備させて、それまで装備していたMaxtorの4R120L0を退役させることにした。120GBな容量は今となってはかなり微妙なのだ。使い物になる容量ではあるのだが、かといって本格的に使おうとすると足りない。とりあえず処分はせずにスペアとして置いておくか。
もう一つ、思いつきでCPUヒートシンクをZALMANのCNPS7700AlCuへ換装。これも、新メインマシンで使うための先行投資である。前世代のCNPS7000系も十分大型のヒートシンクであったが、CNPS7700はファン径増大(9cm→12cm)により、さらに巨大化している。実際にYuiにちゃんと装備できるかやや不安であったのだが、何とか装備可能なことが分かった。ただし、38mm厚のリア排気ファンと微妙に干渉する。フィンが2枚ほど曲がってしまうが、さほど悪影響はなさそうなのでこのままで行くこととする。