2004年4月の戯言。


2004/04/29

RD-X4拡張キット導入・・・。

RD-X4の発表から予告されていた「RD-X4拡張キット」が、4/27からようやく発売開始。早速購入し、導入。
拡張キットはトラックイメージ3個で提供されるので、まずは、CD-R3枚に書き込み。予約設定を含むいくつかの設定が拡張キット導入により消滅するとのことで、「ネットでナビ」経由で設定ページを保存した後、作業を開始した。一度、拡張キットを導入してしまうと元に戻せないとのことなのでやや不安であったが、問題なく作業は完了。拡張後の型番は「RD-X4EX」。安直な気もしないでもないが、いいんじゃなかろうか。
RD-X4EXの目玉は、「DEPG」「フォルダ機能」といったところか。その他にも「見るナビ」でリスト表示ができるようになったり、DVD-RWへのVRモード録画が可能になった点など、いろいろと機能向上が見られる。DEPGについては、「ネットでナビ」経由でiEPGを使っていたので使う機会はあまりなさそう。フォルダ機能はまだ未使用だが、録画の整理にはかなり有効かも。個人的には、「見るナビ」のリスト表示が一番ありがたい。拡張キット導入前のサムネイル表示のみの状態と比較すると、一画面の情報量がかなり増えるのだ。もちろん、サムネイル表示とリスト表示は切り替え可能である。
全体的に言って、今回の拡張キットは価格(6,500円)のことを考えると十分導入する価値はあるのじゃなかろうかと思う。もう少し、導入へのハードルを低くして欲しいとも思うけれどね。

サーバHDD増強・・・。

ファイルサーバAyakoのデータパーティションの容量にやや不安を感じ始めていたので、HDD換装を行うことにした。現時点で発表されている最大容量HDDはDeskstar7K400(400GB)であるが、まだほとんど流通していない上に高価なので、値段がこなれてきた250GBなHDDを購入することにした。選択肢としてはMaxtor MaxLineII Plus 7Y250P0と日立 Deskstar 7K250 HDS722525VLAT80あたりが無難な線だと考えていたが、販売価格の差からHDS722525VLAT80を選択。7Y250P0の方が長寿命で信頼性も高そうではあったのだが、それほどシビアな使い方をしている訳ではないので、最終的には値段で判断。
旧HDD(Seagate ST3160023A)の内容をHDS722525VLAT80へコピーする作業はPartitionMagicで行う予定であったのだが、どうやら、PartionMagic 8.0でCD-ROMから起動した状態では、137GB以上のいわゆるBigDriveなHDDについてパーティション単位でのコピーはできないらしい。120GBなHDDではコピー可能だし、Windows上では137GB以上のHDDを対象にしたコピー操作はもちろん可能なので、CD-ROM起動でもコピー可能なものと思いこんでいたので、ちょっと愕然としてしまった。しかし、できないものは仕方ないので、Linux上でパーティション作成・フォーマット後、rsyncにてファイルをコピーすることにした。旧HDDの使用容量が100GBほどあったので、とんでもなく時間がかかるのではと予想していたのだが、3時間程度でコピー完了。旧HDDについては、更に古いHDDである4R120L0の代わりに使うことにし、こちらも同様にパーティション作成・フォーマット・rsyncによるファイルコピーを実行。コピー作業については、以上で、問題なく完了した。浮いた4R120L0については、メインマシンYuiのワーク用として使うことにした。
これで作業は完了したと思っていたのだが、HDD換装したあたりから、Ayakoが不安定になる症状が発生するようになってしまった。外部からのPingは通るものの、Samba経由でのファイル共有が不能になり、Telnetでのログインもコンソールログインも不能になるという症状で、シャットダウンさえも効かなくなるので強制リセットをせざるを得ない状態になってしまっていたのだ。今回、5400rpmなHDDを一台外して7200rpmなHDDを追加したためにトータルの消費電力が増加し、電源容量が不足するようになったために不安定になっているのではと考えた。で、電源を換装することにしたわけである。
これまでAyakoに搭載していた電源はEnermaxのEG465AX-VE(W) FCAで、出力は433W。AyakoのHDD搭載数からするとやや容量面で不安な面がないこともなかった。もうしばらくしてからHDDの再換装を行う予定があり、出力は余裕を持たせたかったので、今回は500W以上の出力がある電源の中から選択することとした。電源選択にはかなり迷ったものの、安定して静かそうな電源ということで、AntecのTruePower550を選択。Antec製の電源は以前にも購入しようとしたことがあったのだが、その時には結局Enermaxの電源を選択した。このため、Antec製の電源は今回が初購入となる。
TruePower550はSerialATA対応な製品なので、SerialATA電源コネクタが装備されている。その代わりに通常の4P電源コネクタの数が減ってしまっているので、電源コネクタの絶対数が不足し、分岐コネクタにて対応。換装作業完了後、Ayakoを起動させてみたところ、電源のノイズは予想していた以上に少なく、とても静かでいい感じである。これでAyakoの不安定さが解消していれば万々歳なのであるが、単純な電源容量不足以外にもソフトウェア的な要因も否定しきれないので、しばらく様子を見て見る予定。
今回のTruePower550購入により、このシリーズについては今まで多用していたEnermax製電源より安価であり、その上、静かな電源であることが分かった。しばらくは、このシリーズで行ってみようかとも思う。

2004/04/23

TZ-DCH500の謎な仕様・・・。

うちに地上ディジタル放送を導入した際にやってきたPanasonicのディジタルチューナTZ-DCH500であるが、番組予約した時間に起動してくれないことが何度もあり、不思議に思っていた。で、TZ-DCH500の仕様について情報収集してみたのであるが、結果として、少々納得がいかない仕様であることが判明した。
TZ-DCH500の番組予約モードには「見るだけ予約」と「録画予約」があるのだが、「見るだけ予約」を選択すると、電源を切った状態では番組予約が効かないという仕様らしい。「録画予約」を選択すれば電源を切っていても時間になれば起動してくれるのだが、この重要な動作の違いについての解説が不親切。「見るだけ予約」は番組視聴関連のページに、「録画予約」については録画予約関連のページにというように別の場所に解説がある。これじゃ見逃しやすいのではと思うけれど・・・。実際、見逃したし。取扱説明書の改良を強く望む。そもそも、「見るだけ予約」と「録画予約」が別に存在している意味もあまりないように思える。録画機材の制御に絡んでモードを分けたのだろうとは予想できるが、「録画予約」で外部機材の制御を行わないようにすれば「見るだけ予約」と同等だと考えるのだが。電源制御についても、RD-X4で行われているように、「電源ON状態で予約開始なら予約完了後も電源ONを継続・電源OFF状態からの予約開始なら予約完了後に電源OFF」という仕様でいいんじゃなかろうかと思うし、
また、番組予約の結果履歴が記録されるという仕様自体は良いのだが、履歴が残っている状態で予約内容の修正が行えないという仕様もかなり謎。履歴を消去すれば修正ができるのだが、わざわざこのような制限をかける意味はあるのだろうか。単に不便にしているだけにしか思えない。
以上のような不満点があるのだが、それ以外の仕様自体は特に大きな不満もなく、以前に使用していた機器よりは確実に便利にはなっている。そのため、かえって数少ない欠点が目立つのかもしれない。

2004/04/17

FireStorm、車検・・・。

いつの間にかFireStormを購入して2年が経っていたらしい。車検が切れるのまでさほど時間がないことに気づき、やや慌て気味に車検を予約。今回は寿命が近いタイヤの交換を行うことにした。詳細はバイクのページにて。
しかし、予想以上に乗り味が変わってびっくりである。やっぱり、タイヤはケチってはいけないようで。
タイヤが替わったので、FireStormの写真もついでに更新。

AyakoのNIC換装・・・。

思いつきで、ファイルサーバAyakoのNICをBUFFALOのLGY-PCI32-GTからGREENHOUSEのGH-ELG32Bへと換装。LGY-PCI32-GTは速度や機能的にはさほど問題は無かったのだが、気になるのが発熱量の多さ。ヒートシンクを付けて対応してはいたのだが、やはり、長時間起動しっぱなしなAyakoとしては、発熱が低いに越したことはないのだ。
換装後、あっさりとカーネルに認識され一安心。パフォーマンス的にも問題はない上に、以前より微妙にパフォーマンスは上がっているような気がする。換装は正解だったようだ。

2004/04/14

実家の新車・・・。

実家の方で車を買い換えたとのことで、帰省したついでに運転させてもらった。前の車はコロナプレミオの2000cc D-4エンジン搭載、今回はプレミオの1500ccタイプ。エンジンラインナップが1500ccから2000ccまである車の1500ccエンジン搭載車ということもあり、さすがにパワフルな感じはないけれど、普通に走る分には必要十分なパワー。ただし、加速時にハンドルに伝わってくる振動はマイナスポイントかも。それ以外には、限定車であることもあり、1500ccエンジン搭載な車にしてはかなり豪華な装備。装備自体は排気量による差はほとんどないらしい。HIDも付いてるし、DVDナビも付いてるし、車内も静かだし、先代より広くなってもいる。当初の予想よりはかなりマシな印象である。

地上ディジタル化・・・。

4月1日から、うちで契約しているCATV会社(J-COM)で地上ディジタルサービス開始するとのことで、先月の月末に加入申し込みを行っていた。で、先日、新しいセットトップボックス設置と調整のため、業者の人々が来訪。やや時間は遅めにはなったものの、設置作業自体は問題なく完了し、受信も問題なくできることが確認できた。
これまで使っていたのはPioneer製のホームターミナルとSHARP製のBSディジタルチューナであったが、Pioneer製のホームターミナルは予約機能がかなり貧弱(週間単位あるいは毎日+時間指定)で、ユーザインタフェースとレスポンスが最悪、映像出力がコンポジットな点がかなり不満であったし、SHARP製のBSディジタルチューナについては基本性能は十分であったが予約がEPGのみでiLink端子なしという仕様に不満があった。
今回から、PanasonicのTZ-DCH500という地上ディジタル・BSディジタル・CATV対応セットトップボックスへと変更になった。この変更で、これまで感じていた不満がかなり解消できた。2台分の機能が1台にまとまった上に非常にコンパクト、なおかつファンレス。iLink端子もしっかり装備されている。これで、ようやく、ハイビジョン番組をハイビジョンのまま録画できる体勢ができた。うちのビデオデッキはD-VHSなNV-DHE20なのだが、今まではチューナ側にiLink端子がなかったため、通常解像度での録画に制限されてしまっていたのだ。映像出力はD端子とS/コンポジットで、視聴画質も向上できた。メニュー等のユーザインタフェースについても、かなり質が上がった感じがある。EPGとプログラム予約を併用できるのはかなり便利。ただし、レスポンスにややモッタリ感が残っているのは残念。もう少し頑張って欲しかったところ。さすが同メーカだけはあり、TZ-DCH500からNV-DHE20をiLink経由でコントロールできるのもかなり便利だと思う。
ただ、チューナ変更で一つだけ引っかかった点があった。今までは、BSディジタル放送について映像出力を
BSディジタルチューナのD端子→NV-DHE20→AVアンプ→TV
という経路で接続していたのだが、TZ-DCH500とNV-DHE20をiLink接続することで、NV-DHE20のBSスルー機能が使えなくなってしまった。このため、
TZ-DCH500→AVアンプ→TV
という経路に変更せざるを得なくなった。この影響で、NV-DHE20で録画した地上波番組をD端子経由で視聴することができなくなってしまったが、NV-DHE20で録画した番組をiLink経由でTZ-DCH500で再生することができることが判明。番組予約と被らない限りは問題なさそう。

2004/04/07

ルータMN8300購入・・・。

例によって衝動買い気味ながら、NTT-ME製のルータMN8300を購入。FTTH化計画を再発動したのでルータが必要になりそうなことと、ADSLモデムAtermDR204Cのルータ機能・セキュリティに関してかなり不満があったことが購入理由。
現時点ではAtermDR204Cの直下にMN8300を接続し、MN8300から家庭内LANに接続する形態となっている。AtermDR204Cについては、常時接続モードを解除し要求時のみ接続するように変更した上で、PPPoEブリッジ機能を有効にして動作させるように設定。PPPoEのセッションはMN8300から確立させている。
MN8300のルータ機能は、比較的高価な機種であることもあり、かなり高機能な印象。ルーティングやフィルタ機能など、かなり多岐にわたった設定が可能。しかし、高機能な分、あまり簡単な設定とは言い難く、まだまだ使いこなすには至っていない。何とか自宅Webサーバを公開できるようにはなったが、別マシンのFTPサーバ公開はまだ不能。急ぎで公開しなければならない訳でもないので、思いつきで修正の予定。

2004年春新番組・・・。

そろそろ春の新番組のシーズンなので、例によって初期感想を追加。
今のところ、今期の一押しは「この醜くも美しい世界」と「MADLAX」かなぁ。来週にCATV関連をディジタル化する予定で、AT-Xも視聴可能となるので、状況が変わる可能性もあり。

最近のUSB2.0ボード・・・。

会社で使っていたPCが変わったため、今まで使えていたUSB2.0が使えなくなった。で、うちで余らせていたPCIのUSB2.0 I/Fを使うことにしたのだが、これはいわゆる激安ボードの類なのでパフォーマンスがすこぶる悪いのである。で、やっぱり我慢がならなくなったので、新規にPCI USB2.0 I/Fを購入すべく、情報収集を開始。なお、今回は、PC側のスロットを節約するため、USB2.0 / IEEE1394のコンボカードをターゲットとすることにした。
僕的には、PCIなUSB2.0 I/Fはチップセット内蔵のUSB2.0と比較するとパフォーマンスがかなり劣るイメージがあったのだが、情報によると、USB2.0のチップとしてVIAのVT6212を採用した製品はかなりパフォーマンスが良いらしいとのことであった。VIA VT6212を採用したUSB2.0/IEEE1394コンボカードとしては、国内系メーカーではI-O DATAとBUFFALOから、その他では玄人志向のUSB2.0+I1394-PCI2が販売されていることが分かり、梅田Sofmapに出撃。たまたま前日にもSofmapには立ち寄った際に、I-O DATAの製品を見かけていたので、これを購入するつもりであったのだが、残念ながら品切れ。BUFFALOの製品と玄人志向のUSB2.0+1394-PCI2でどちらにするか迷ったが、結局、約1000円の値段差から、玄人志向のUSB2.0+1394-PCI2を選択。コンボカードではあるが3000円強の値段。安くなったもんだ。
帰宅後、自宅PCにて、チップセットのUSB2.0経由と、USB2.0+1394-PCI2経由での速度差を比較してみた。何と、チップセットのUSB2.0とUSB2.0+1394-PCI2経由で速度差はほとんど無し。この結果には、さすがに驚いた。上記の激安USB2.0 I/Fでは倍以上の速度差があった事を考えると、かなりUSB2.0+1394-PCI2のパフォーマンスは良好なようだ。IEEE1394経由でのアクセスも問題ないようだし、十分以上に使い物になりそう。

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