2004年1月の戯言。
2004/01/17
忙しい・・・。
最近、さすがに仕事が忙しくなってきたため帰宅も遅くなり、かなり寝不足気味。時間が取りにくいので、このページの更新ペースは、もうしばらくの間落ちると思う。あしからず・・・。
RAID-0解除・・・。
メインマシンYuiにて構築していたFastTrak378でのRAID-0であるが、最近、サイズが大きいファイルを書き込もうとするとエラーが多発してWindowsが固まり、実質的に使い物にならないという状況になっていた。で、原因究明を行うことにした。
まずはchkdsk、次にRAIDのドライバの最新版を導入、その次にメーカ製ツールでのHDDエラーチェックという流れで作業を行ってみたのだが全て異常なしという判定で、かなり謎な気分であったのだが、ふと考えたのが、HDDエラーチェックを行ったのがチップセットのパラレルATAポート経由であったこと。RAID-0構築時には、FastTak378のシリアルATAポートにシリアルATAブリッジ経由で接続していたので、状況が変わってくる可能性があったのだ。
そこで、シリアルATAブリッジとRAID-0構築時に使用していたHDDの組み合わせをいくつか試してみたところ、明らかに異常な結果をもたらすシリアルATAブリッジを発見。最終的には、このシリアルATAブリッジ経由ではHDDを認識できなくなった。この時点で、このシリアルATAブリッジが故障したものと結論付けた。で、新たに購入したシリアルATAブリッジ経由でHDDを接続し、HDDを問題なく使用できることを確認。
RAID-0は、速度向上の効果は確実にあるものの、RAID-0を構成する各HDDのうちどれか1台に障害が発生すると、RAID-0としてのドライブ全体に影響が及ぶことがあるという大きな欠点がある。今回もそのパターンであったようだ。さほど速度を要求されない使用法であったこともあり、RAID-0の使用はあきらめることにした。RAID-0の速度は確かに魅力的なのだが、データ損失の危険性は構成するHDDの数だけ増えるので、RAID-0を積極的に使うことは、あまりなさそうである。
サーバOS変更・・・。
今までVineLinux 2.6r1で運用していたサーバAyakoであるが、カーネル2.6系への移行のため、Fedora Core 1へ移行することにした。VineLinuxのままでもサーバ運用自体は問題なく可能なのであるが、標準では含まれていないパッケージ類がいくつかあることと、カーネル
2.6のコンパイルを行う際にディレクトリ構成の差のためそのままでは導入できないことが分かっていたことが移行の理由である。
Fedora Core 1のインストール自体は特に問題なく行えたのだが、インストール完了後のApacheとsambaの設定で少々問題発生。Fedora Core 1では標準のコードページがUTF-8になっていて、ApacheやSambaも標準ではUTF-8を生かすような設定になっているため、過去のファイルを流用する場合、設定変更が必要になったのだ。
まず、/etc/sysconfig/i18nで定義されているシステム自体のコードページをUTF-8からEUCに変更。その上で、Sambaの設定もEUC対応に変更し、過去に作成した日本語を含むファイル名が正しく見えることを確認。Apacheの方は、デフォルトの言語をShiftJISに変更することで対応。
これで、サーバとして使用するぶんには以前と変わらない感覚で使用できるようになったため、続いて現時点での最新版カーネルである
2.6.1の導入を行った。VineLinuxでは、ヘッダファイルの置き場所がRedHat系と微妙に異なる部分があるらしくカーネル2.6系の再構築が正しく行えなかったのだが、Fedora
Core 1ではあっさりと再構築完了。GRUBの設定についても自動的に行ってくれたらしく、デフォルト項目を変更しただけで、あっさりとカーネル2.6.1での起動に成功してしまった。
ただし、SWAT等、まだ使えるようになっていないものもある。もうしばらくして、時間が取れるようになってから調査の予定。
2004/01/04
皆様、明けましておめでとうございます。
ということで、今年もよろしくです。
今年も、ネタがあれば随時更新していく予定。やっぱり、暴走ネタばっかりかなぁ。
サブウーファ・・・。
実は去年の年末にYAMAHAのサブウーファYST-SW015を購入していたりする。購入理由は結構単純で、今までサブウーファとして使っていたONKYOのSW-7Aが電源連動できない(連動コンセントで強制的に電源連動させると「ブツッ」とかなり激しいノイズを発する)からである。ホームシアター用として売られているサブウーファなら、オートスタンバイ機能があるものが多く、入力信号の有無で勝手に連動してくれるので便利そうだなぁと思ったのだ。
で、店頭でざっとサブウーファを見てみたところ、どの製品も結構でかい。店員さん曰く、あまりにコンパクトだとメインスピーカの音に負けるから、ある程度の大きさが必要らしい。購入候補は一応YAMAHA製の下位機種と決めていたのだが、それでも結構な大きさ。さんざん迷ったあげく、YST-SW015に決め、購入。なお、購入価格は16000円ほど。自分としては、かなり安い方だと思う。
YST-SW015はサブウーファとしては小さめであるが、それでも縦横高さとも30cm程度はある。狭い我が家では部屋の角にしか空きスペースを確保できなかったので、そこに鎮座してもらうことにした。
バイクで怖々自宅までYST-SW015を持って帰り、設置。AVアンプと接続し使用してみたのだが、ここでやや残念な結果が待っていた。普段常用する音量では、YST-SW015にとって十分な入力レベルとして認識してくれないらしく、パワーがOnになってくれないのだ。やや大きめな音量にしてみるとちゃんと反応してくれるので、近所迷惑度上昇を覚悟の上で、常用する音量をやや上げることにした。文句を言われれば元に戻すけれどね。
ちなみに、今まで使っていたSW-7Aと比較すると、さすがにパワフルで深い低音を響かせてくれる。購入価格自体はSW-7Aとは倍も違わないが、スペック的にはYST-SW015の方がかなり上だから当然なんだけれど。
CD-R/RWドライブ死亡・・・。
サブマシンRieで使用していたLITE-ON製のCD-R/RWドライブLTR-48125Wであるが、最近、書き込みエラーを多発していて怪しい雰囲気であった。32倍速書き込みまで保証されているMaxell製のメディアで32倍速書き込みが不能、16倍速まで落として何とか書き込めるという状態であった。メディア自体が不良なのかとも思って、確実に高倍速で書き込めそうな太陽誘電製のメディアを使用してみたら最高速である48倍速で書き込み可能であったので、Maxell製メディアがハズレだったんだろうなぁと考えていた。
ここで、LTR-48125Wのファームウェアを更新すればMaxell製メディアでも安定して書き込めるのではと考えてしまったのが運の尽き。LITE-ONのサイトからLTR-48125Wの最新版のファームウェアを落としてきて更新作業を実行した結果、メディアを全く認識できなくなりました・・・。ファームウェアを戻してもアウトだったので、本当にとどめを刺してしまったらしい。仕方ないので、もうこのドライブは使用不能と判断し、新たにCD-R/RWドライブを購入することとした。
最近はDVD-Multi系のドライブもかなり安くなってきたので、そちらに手を出すという選択肢も無いわけではなかったのだが、メインマシンYuiに装備しているDVR-A05と比較して劇的に性能が上がっているわけでもないし、DVD-Multi系のドライブはCD書き込み性能はさほど高くないものが多い。で、再度、CD-R/RWドライブを購入することとした。
CD-R/RWドライブを選択するに当たって重視した点は、CloneCD4とNero5.5で対応できるドライブであること。この2種のソフトをメインに使っている関係で、非対応ドライブであると非常につらいのだ。しかし、問題なのはいずれも最近ソフトのアップデートが行われていないように見えることである。アップデートが行われなければ最新のドライブに対応できない可能性が高いのだが、情報収集の結果、CloneCD4とNero5.5いずれも所有しているバージョンよりかなり新しいアップデートがあることが判明し、適用することで比較的新しいドライブでも対応できる可能性が出た。で、店頭でLITE-ON
LTR52327S採用のI-O DATAのパッケージを発見し、確保。サブマシンRieに装備して確認したところ、更新したCloneCD4とNero5.5の双方で普通に使用できることを確認し、安堵・・・。
ちなみにCloneCD4については、当初の開発元であるElbyがEU圏での規制強化のため開発を停止し、別の会社slysoftに開発が移行してしまったようだ。このため、アップデートの所在が分からなかったのだ。
ついに手を出してしまった・・・。
最近、周りでHDDレコーダ使用者がぼちぼちと現れだした。僕は録画番組の数がそれなりに多く、ビデオテープでの運用は面倒な部類に入る。HDDレコーダ化すると、かなり楽になりそうなので、いずれは手を出そうと思っていたのだ。
昨年の年末に発売されたPSXについても、当初は手を出そうかとも考えていたのだが、HDDレコーダとしては低性能であることが分かってきたため選択肢から外した。現時点で最良の選択肢であると思われた製品は東芝RD-X4だが、高性能な分高価なので、夏頃まで何とかしのぐ決意であった、が・・・。
近所のミドリ電化で、お正月特価として、それまで把握していた最安値より安価な値段が付けられているのを見てしまって、あっさりとそれまでの決意は崩壊し、購入に踏み切ってしまった。でも、即金で払えるほど余裕はなかったので、泣く泣く分割払い、という奴である。比較的高価な買い物でも分割払いはあまりやらない方なのだが、分割払いにしてでも購入したい、という物欲には勝てなかったのだ。
今まで使用していたビデオデッキHR-VXG100とDVDプレイヤーDV-555の代わりにテレビ台の中に設置し、初期設定を済ませた後、テスト録画を行ってみた。各種高画質化機能とプログレッシブ出力のため、予想以上にいい感じで録画できていることが確認できた。今までメインのビデオデッキとして使用していたNV-DHE20と異なりアナログBSチューナも内蔵しているので、BSディジタル以外の録画については全てRD-X4で対応できそう。BSディジタルについては、そのままNV-DHE20側に接続することとした。これもRD-X4側で対応できなくはないけれど、D5モニター機能が電源ON状態でないと働かないため、電源OFFでも有効なNV-DHE20のBSディジタルスルーの方が使いやすいのだ。
あと、ネットdeナビ機能はかなり便利。RD-X4の録画予約等をPC側から設定できるので、放送シーズンの切り替わり時などで大量に録画予約を再設定する必要がある場合などにかなり重宝しそう。実際、NV-DHE20の録画予約設定をRD-X4に移動させる際に大活躍であった。
これからは、実際に録画して、どこまで画質を落として時間を稼げるかを実験する必要があるかなぁ。今のところ、かなり高画質・高音質な設定にしているので、録画時間はやや犠牲になっている。HDD容量が250GBあるけれど、さらに長時間録画できるに超したことはないしね。