2002年1月の戯言。
2002/1/31
WGP-FX16N・・・。
下手にHisayo (PC-9821Xv13/W16) のパワーアップに手を出してしまったおかげで、どうもビデオ周りの弱さが気になってきた。元からささっているのはMGA Millenniumであるが、これは、当時としては最速ではあったものの、今となっては、VRAM容量の少なさや、DirectDraw性能など、かなり性能的に見劣りする。画質は最上級の類ではあるんだけれど。というわけで、ビデオカードを物色開始である。
OSがWindows2000なら、PC-98x1でもAT互換機用のビデオカードが使える可能性があるらしいのだが、当分はWindows98SEであるので、ほぼ確実にAT互換機用のビデオカードは動作しないだろう、ということで、PC-98x1対応のものを探索してみることにした。対応してそうな製品では、S3のSavage系を搭載か、今は亡き3dfxのVoodooBanshee搭載なPCIビデオカードだろう、ということで、各地の中古ハード取扱店をチェックしてみた。
まずは、神戸SofmapでSavage2000なビデオカードの中古を発見したのだが、中古の割に1万を超えている、って事で、今回はパス。PC-98x1ユーザの間で評価が高いらしい、IO-DATA製のGA-VDB16を主なターゲットに決定して、さらに探索続行した結果、大阪SofmapにてMelcoのWGP-FX16Nの中古が4,980円で売られているのを発見し、確保。同じVoodooBansheeなので、GA-VDB16と性能的には大差ないであろうという読みである。GA-VDB16はなかなか流れてこないらしいし、WGP-FX16Nの方も、その前に大阪Sofmapに行ったときには置いていなかったので、このタイミングを逃すと次はなさそう、ってことで妥協したのである。
実は、個人的には、MelcoとIO-DATAとではどちらを取る、と聞かれると、まず間違いなくIO−DATA製の製品を選択する。Melco製はあまり信用してないのだ。
帰宅後、さっそくMillenniumをWGP-FX16Nと換装。電源Onとともに愕然。WGP-FX16Nにはヒートシンクファンが付いているのだが、これがかなりへたっていて、盛大な異音を発するのである。ヒートシンクファンを剥がして見てみると、どうやらファンの軸受けがアウトな様子。仕方ないので、ヒートシンクファンを付け替えることにし、手持ちのジャンクをあさってみたところ、たまたま山洋製チップセットクーラーが余っているのを発見。おそらく数年の間ジャンクの中にあったと思われるので、大丈夫かなと思ったけれど、さすが山洋製、しっかり正常動作である。Bansheeの上に熱伝導性両面テープで貼り付けておいた。これで大丈夫のはず。
WGP-FX16Nを、ドライバの最新版(と言っても最終更新は2000/1)を使ってインストールしてみた。一目見て、画質が低下しているのがはっきりと分かる。GA-VDB16はそこそこ画質がいいとの評判であったが、WGP-FX16Nはあまりよくないとの評判であった。実際、その通りらしい。ただ、さすがにHisayoで設定する解像度は1600x1200なんかにはしないので、我慢できる範囲ではある。HDBENCHでベンチマークなどとってみると、同時にシステムドライブをDJNAからDTLAに変えたことも影響しているとは思うけれど、かなり数値が上がっていることが確認できた。2Dでの性能向上とともに、3Dも表示できるようになり、DirectDraw性能も劇的に上がっている。ちょっとしたゲームなら大丈夫そうである。
・・・図に乗って、3DMark2000など動かしてみたが、やはり、紙芝居状態・・・。ま、3Dが表示できるだけマシ、ってところ。
GAMEBOY ADVANCE 2台目・・・。
思いつきで、既にGBA持っているにもかかわらず、もう一台ブラックタイプを購入。最近のGBAはマイナーチェンジが入っているらしく、液晶がよくなっているらしいとの噂である。ブラックは新色なので、ほぼ確実にマイナーチェンジ後であろう、という読みで購入したわけである。
実際に液晶を見てみると、確かに、以前のモデルよりは見やすくなっているようだ。劇的な変化、というわけではないので、もしかしたら気のせい、という可能性もないわけではないが。
ま、ブラックなGBAって前から欲しかったし、いいか。
前のGBAは、余裕が出来たら「TVでアドバンス」対応にするかも。
掲示板・・・。
これまた思いつきで、掲示板など設置してみた。何かネタなどあれば、どうぞご自由に書き込んでくださいな。
2002/1/27
飲み会・・・。
いつものメンバーで飲み会をやろう、ってことになったんだが、タイミングが悪い人が多く、今回は、S氏とカントクと僕の3人での開催(?)となった。
ま、いつものように愚痴りとか、カントクの思いがけない一面を発見とか、僕がはっきりしないのが悪いとか、などなど・・・。
何にしろ、久々に楽しい時間でした、はい。
MTV1000・・・。
上記S氏から「買わない?」という強烈なプレッシャーを受けて、MTV1000を思わず買い取ってしまった。中古相場のことを考えると、かなりお買い得ではあったし、実は、前からMPEG2キャプチャボードというのにも興味があった、というのもある。
キャプチャ環境は主にサブマシンSakuraの方に集約しているので、今回も、MTV1000をサブマシンへ装着。ドライバ・アプリ類を最新版に更新した後、動作実験など行ってみた。外部入力のキャプチャはCanopusだから大丈夫としても、チューナー経由でのキャプチャの画質にはやや不安を感じてはいたのだが、実際にキャプチャしてみると、「めっちゃ綺麗」とまではいかないものの、そこそこまともな画質で一安心。やや、赤系統の色のエッジにブロックノイズが載るのが気になると言えば気になるが・・・。
MTV1000の使い道としては、おそらく、どうしてもビデオの予約枠の都合がつかなかった場合等に、ビデオデッキでの録画の代わりとして使うことになりそう。メイン録画用とするには、少々HDD容量が心許ない。HDD増設してみるかなぁ・・・。
メインマシンHDD換装・・・。
そういえばメインマシンYuiのデータ用HDD構成がつぎはぎっぽくて無駄だなぁ、というのが、前から気になっていたので、いい機会だと思い、データドライブを40GB+30GBな構成から、80GB一つにまとめてみることにした。余った40GBはサブマシンSakuraへ、30GBはHisayoへと移植するつもりであった。
で、三宮に出撃したついでにいつもの店を回ってみたのだが、結局、パソコン工房にてBarracudaATA4の80GB品を購入。IBMのDeskster120GXPと、BarracudaATA4とどちらにするか非常に迷ったのだが、店員さんの「NT系で使うならSeagate」との一言で、BarracudaATA4
ST380021A へ決定。以前にIBMのDTLAでHDDクラッシュを経験しているだけに、世代が変わっているとはいえ、IBM製を買うのにはまだ抵抗があったりするのである。
うちに帰って、早速メインマシンへST380021Aを増設しフォーマット。元のHDDからデータをコピーを開始した。
まずは、40GB(IBM DTLA305040)の内容をコピー開始。このHDDは、16GB+16GB+6GB、というようにパーティションを分けていたのであるが、最初のパーティションと、次のパーティションは無事にコピー完了。
ところが、最後のパーティションで、予想外の事態が発生。コピーがある程度進んだところで、聞き覚えがあるが、出来ることなら聞きたくない、あの「かっしゃん、かっしゃん」というシークリトライ音が・・・。
たまたまアクセス頻度が低いドライブであったので、エラーになる場所へのアクセスがなかったため、これまでエラーに気づかなかったのかもしれない。もしくは、コピー中の不安定なHDD設置が影響したのかも・・・。
どのファイルのコピー中でエラーになるかが大体分かったので、そのファイルを避けてコピーすることで、何とかファイルコピーは完了。エラーが出るファイルについては、たまたまDVD-Rに書き出し済みであったので、そこから復旧して事なきを得た。バックアップがあったのと、さほど重要なデータを置いていなかったため、被害は実質的に無し。やっぱり、バックアップって重要であることを再認識。
30GB(DTLA307030)の方は、全く問題なくコピー完了。どちらかというと、このドライブの方が、システムドライブとして使っていたから酷使されていると思うんだが・・・。
サブマシンへDTLA305040を移植し、IBM製のチェックツール(DFT:Drive Fitness
Test) を実行してみると、やはり、バッドセクタが検出された。DFTはEraseDiskを行うように指示してきたので、EraseDiskを行ってみた。この操作で、代替セクタを使うような設定が行われるのであろうか?実はよく分かってなかったりする。
DTLAでも、5400回転のやつは大丈夫だと思っていたんだけれど、そんなことはなかったのかも。こうもIBM製HDDのクラッシュを見てしまうと、最初の購入時にIBM製を選ばなかったのが正解であったような気がしてきた。現行製品はDTLAから2世代経っているけれど、やっぱり、もうしばらく、IBM製のHDDには手を出さないと思う。
「おねがい☆ティーチャー」CD・・・。
妙にOPが気に入ってしまったので、三宮近辺で探索するも、全て玉砕。置いてそうなところではどこも売切れであった・・・。
大阪近辺で、どこかに売ってないかなぁ・・・。
2002/1/23
何となくページ移転・・・。
ふと思いついて、ページをZAQからNiftyへ全面的に移転。
ZAQでは、
- ZAQから提供されたIPアドレスでないとファイル転送できない
- 検索エンジンに引っかからないような設定が行われているらしい
- CGI系がかなり制限されている
ということがあり、ちょっと嫌ではあったのである。気にしなければいいとも言えるんだが。
現在持っているアカウントで使えるサーバーのうち、一番使えそうなのが、意外にもNiftyであった。まさか自作CGIが使えるとは思っていなかったし、外部のIPからFTPできるようだ。(現に、ZAQ経由で更新できている)
今後、特に問題がなければ、このサーバーを使うことになると思う。
東京出張・・・。
本日はまたまた東京出張。日帰り出張であったが、比較的、時間に余裕があったので、いくらか楽であった。
出張の目的は、某社の技術セミナー参加である。成果があったような、なかったような・・・。
会社の今の部署に配属されてから、出張回数がかなり増えたのだが、基本的に、あまり出張には行きたくない方だったりする。報告書作成が面倒なのもあるが、例のY氏と一緒、というパターンがほとんどであるから、というのもある。出張の行き先はともかく、行きと帰りの新幹線で3時間ずっと隣にいるんだから・・・。
2002/1/19
眠いっす・・・。
会社のフレックスタイムが実質的に使えなくなって約1週間。起きる時間は1時間以上早くなったが、寝る時間はまだ変わってなかったりする。要するに、睡眠時間が1時間以上短くなった、ってことやね。
このままだとさすがにやばい(平均睡眠時間4時間切ってる・・・)のだが、なかなか早く寝ることが出来ないわけである。生活リズムを変えるのって難しい。
PC-9821Xv13/W16・・・。
先日購入したPC-9821Xv13/W16(以下、Xv13)であるが、やっぱり、Windowsベースで使おうとすると、少々つらいわけである。さすがにPC-9821Ap2よりはかなりましではあるのだが・・・。
で、オーバードライブプロセッサ(以下ODP)の類を探索開始。中古でいいものがないかと探してみたが、ほとんど流れてこないらしく、結局、断念。とりあえず、中古のPentium200MHzを確保できたので、当初の予定通り、似非Xv20化してみた。
CPUを換装してXv13を起動させてみたが、体感速度はほとんど変化なし。何か妙だなと考えてみたところ、この世代のCPUは動作クロック設定を外部から設定していたことを思い出した。そういえば、何もクロック倍率設定ジャンパいじってないじゃん。クロック数が変わってないんだから、パフォーマンスも変わるわけないわな。
Xv13のクロック倍率設定ジャンパは、Cバススロットの下のサウンドボードの更に下という、少々触りにくい位置にある。Cバスにささっているボードとサウンドボードを外し、ジャンパ設定を2倍設定から3倍設定に変更した後、ボード類を挿し直してXv13を起動。パフォーマンスが良くなったと言われれば、多少、良くなったような気がするけれど、実質的に、ほとんど変化なし。ま、仕方ないか。
CPUアクセラレータの類が見つからないので、とりあえず、この似非Xv20状態で我慢するしかないかと思っていたのだが、本日、量販店系まで範囲を拡大し、改めて日本橋を探索してみたところ、J&Pシステムランドにて、たった1つだけ、IO-DATAのPK-K6H400(K6-2
400MHz)の新品が置いてあるのを発見してしまった。おまけに、定価23,000円のところが、9,800円の値段で、である。数分後、レジで購入している僕がいたわけである。対応機種に、Xv20/W30がある割にXv13/W16がなかったのが気になったのだが、その辺は、まず大丈夫だろうと考えていた。Xv13/W16とXv20/W30の差は、CPUクロック・HDD容量・VRAM容量で、マザーボードは同じはず。
ちなみに、Xv13で使用可能なCPUアクセラレータは、他にメルコ製のK6-2/K6-2+搭載製品があるのだが、K6-2世代のものはXv/W型番に非対応らしく、K6-2+世代のものは高いので、今回は見送り。もっとも、CPUアクセラレータを購入する際の条件として1万円以下というのがあったのだが、メルコ製のものでそのようなものは発見できなかった。他に、中古の、Cyrix
MII搭載CPUアクセラレータも見つけていて、手を出すべきか迷っていたのだが、上記PK-K6H400とどちらをとるかと言われると、やはりPK-K6H400である。
実際にPK-K6H400を装着して、Windowsの使用感を見た感じでは、動作に関しては全く問題なく、パフォーマンスアップもかなり体感できた。このくらいあれば、通常使用ではほぼ問題なし、というところか。元のXv13と比較すると、CPUクロックが3倍になり、1次キャッシュは4倍、その上、MMX・3DNow!機能もついた事なので、パフォーマンスは上がって当然といえば当然なのであるが。
念のため、DOS上での98ゲームの類が正しく動作するかどうか確認してみたところ、こちらも問題なさげで一安心である。
あと、内蔵HDDについても、FireballSE(4.3GB)では心許ないので、会社の後輩から譲ってもらったIBM製DJNA-370910(9GB)へと換装。FireballSEより高速化できた上に、動作音がかなりましになっていい感じである。でも、いずれは、メインマシンのHDDのどれかと再換装するような気もする。
・・・次は、ビデオカードかなぁ・・・。
今期のアニメ新番組・・・。
今期も、いくつか新番組が始まっているので、例によって、アニメのページに初期感想を追加。
全体的には無難な感じだけれど、「これはっ」というものに乏しいことも事実だったりする。
2002/1/14
PC-9821Xv13/W16・・・。
はい、購入してしまいました。もはやお約束かな。
土曜日、そういえばちょっとした臨時収入があるはずだよな、ってことで、足は自然に日本橋へ。以前に目をつけていたPC-9821Xv13/W16(以下、XV13)があったパシフィックネットへ入ってみると、1週間たっているにもかかわらず、Xv13は全く売れていない様子。確かに、一時期のハイエンドマシンとは言えど、いまさら手を出すのは僕みたいな物好きしかいないだろうしなぁ。
で、本体購入時にせめてCPUをPentium200MHz化しようと考えてたのだが、Pentium200MHzは在庫なし。日本橋で中古CPUを扱っていそうな店を巡ってみるも玉砕。あせるほどのこともないので、今回はあきらめることにし、本体購入し発送を依頼。その後、帰途につこうとしたところで、さすがにHDD容量が1.6GBでは心許ないと思い始め、ジャンク扱いのFireball
SE 4.3GB を購入。4.3GBなのは、Xv13が無難に認識できそうな容量だったからである。
翌日、ふとXv13関連の情報収集をしていたところ、Xv13のIDEはPIO転送しか出来ないとの情報を発見。この世代では既にDMA転送ができるものと思い込んでいたため、急遽、本体IDEの代わりにSCSIかIDEボード経由でHDDを接続することにし、神戸Sofmapで中古のPCIなSCSIボードかIDEボードを探索。9821対応なSCSIボードの中古は2千円台からあった。中古なIDEボードはさすがになかったが、新品でIO-DATA製UIDE-66が4千円ちょいであったので、将来的なことも考え、UIDE-66を購入。
本日、Xv13到着。HDDアクセスランプ用LEDを購入後、さっそく改造開始である。具体的には、
・UIDE-66を装着
・FireballSEを搭載
・CD-ROMドライブをAopen CD-950Eへ換装
・メモリをFastPageSIMM 32MBx4へ換装
・IF-2769・MPU98II・PC-9821-86を装着
といった具合である。いきなりCバスとPCIバスの空きが1つずつになってしまった。
一番心配だったのは、実はメモリであった。Xv13は、表向きは、ECC対応EDO-SIMMのみ使用可能ということになっている。でも、ECC対応EDO-SIMMはあまり中古でも流れてこないようで、もしあっても高いようであった。ただ、情報収集の結果、FastPageなSIMMでもパリティ付きであれば使えるらしいとの情報があり、試して見たところ、本当に大丈夫であった。しばらく、この構成でやっていこうと思う。
とりあえず、Windows98SEまでインストールし、パッチ類を一通り当ててみた。使用感としては、前のPC-9821Ap2/C9Tと数値上はCPUクロックが同じにも関わらず、ここまで違うかな、というのが正直な感想。もちろん、Xv13の方が性能が上。ビデオカードがMillenniumだし、メモリ周りの性能が確実に上がっているのがかなり効いているようである。使用形態によっては、今でも十分使い物になりそうである。
一つ気になるとすれば、やっぱり、でかい、ってことかな。部屋のレイアウト上、置く場所がTVの上の棚にしかないので、やっぱり気になる。仕方ないけれど。
大体環境が落ち着いてきたので、Xv13のマシン名をどうしようか考えてみた。結局、Xv13は「Hisayo」と命名。ま、例によってのネーミングなので、分かる人には分かると思う。
なお、先代のPC-9821Ap2/C9Tは、現在売出し中。買い手が付くと嬉しいんだけれど。
会社・・・。
実質的に、フレックスタイム制が廃止になってしまった。フレックスタイムが使えていた間は、朝起きる時間をずらせるのと、電車のラッシュアワーを避けることが出来るのでよかったのだが。
生活パターン組み直しか、やっぱり。
2002/1/10
ちなみに・・・。
最近、さらに人間的に駄目駄目になってるような気が・・・。少々まずいな。
星電社倒産・・・。
ぼけぇっとTVのニュースを見ていたら「星電社」倒産のニュース・・・。少々びっくり。震災や郊外型電器店の進出とかの影響で苦しかったそうな。
星電社の利用頻度はさほど高くないので、もし閉店になっても大丈夫だけれど、見慣れた店だけに、やっぱりつぶれて欲しくないところである。
PC9821Ap2メモリ増設・・・。
何となく、PC9821Ap2のメモリを増設してみて、使用感がどれだけ変わるのかを試してみることにした。
たまたま仕事が早く終わったので、大阪駅前Sofmapにて中古の32MBなパリティ付きファーストページSIMMを2枚購入。さすがにこの世代のメモリは中古といえどあまり在庫がないらしく、パリティジェネレータ付きなメルコ製のものと、ノーブランドなもの、HeulettPackard製のものしか在庫がなかった。パリティジェネレータは不安が残るのでメルコ製はパスし、ノーブランドなものとHeulettPackard製のものを購入。このとき応対してくれた店員さんが、Sofmapの店員にしては妙に親切に対応してくれたのが妙に印象深かった。一応自己責任のつもりだったのだが、「動かなかったらまずいからどれか1つだけにした方がよい」との話。メモリの対応などもしっかり調べてくれたりもしたし。こういう店員さんがいる店なら安心できるんだけれど、ごく少数派だからなぁ。
ちなみに、32MBなSIMMは1枚2980円との表示があって、レジでお金を払おうとしたらいきなり1枚3580円といわれて少々焦ってしまった。レジ側の値段表示では確かに3580円となっていた。その値段で購入してもよかったのだが、外の表示で2980円だったと言ってみたら、ちょっとばたばたした挙句、1枚2980円で売ってくれた。この辺は、ちょっといやらしいかもと思ったけれど、店の方で値段表示を間違えてたこともあるし、文句を言うくらいはいいでしょ。
で、家に帰ってからさっそくPC9821Ap2に購入したメモリを増設。うちのPC9821Ap2はC9Tなので、元々7.6MBのメモリが内蔵されていたが、32MB×2を増設していたので71.6MBになっていた。この状態にさらに32MB×2を増設したのだが、4個あるSIMMスロットのうち1つは16MBまでしか認識しないとの情報があり、結果として119.6MB(7.6+32x3+16)のメモリ容量を認識するはずだったのだが、どうしても103.6MBとしか認識しない・・・。
何パターンか試行錯誤してみた結果、どうもHeulettPackard製のSIMMが認識できていないことが分かった。これ単体でも、他のSIMMとあわせても、挿すスロット位置を変えても全然駄目であった。よく見ると、このHeulettPackard製SIMMは、他の見慣れたSIMMと比較すると作りが違うので、もしかしたらHeulettPackard製のワークステーション専用なのか、あるいは最初から壊れていたかのどちらかのような気がする。このメモリは初期不良品として、店に持っていく予定。受け付けてくれるかはわからないけれどね。
・・・と、ここまで書いたときに、ふと思い出したのは、何故かうちにあるIndyの存在である。確かIndyのメモリって汎用のSIMMだったよなぁ、ってことで改めて調べてみたところ、本当に汎用のパリティ付きファーストページSIMMらしい。その上、うちにいるIndy君のメモリは192MB。もしかしてと思い、筐体をあけてみると、しっかり32MBなSIMMが4枚と16MBなSIMMが4枚刺さっていた。この頃は、まだDIMMはなかった頃なので、64ビットなメモリバスをSIMM4枚単位で実現していたらしい。32MBなSIMMを外して、試しにPC9821Ap2に取り付けてみたところ、しっかり119.6MB認識するのである。Windowsもまともに起動するし、問題なさげである。一瞬、この構成で使ってみようかな、とも考えたが、Indyのほうがメモリ64MB構成になってしまうので、結局、元に戻しておいた。
ちなみに、メモリを増設してPC9821Ap2の使用感がどのようになったかというと、
「やっぱり遅くて使い物にならん」
だったりする。DOS上では十分以上に速いけれど、さすがにWindowsではねぇ、というところかもしれない。MP3再生でさえまともに出来ないわけで。
もう一つおまけ。PC9821Ap2のカタログ上の最大メモリ容量は「71.6MB」であるが、実際には119.6MBまで認識可能である。登場当時には、まだ32MBなSIMMが存在していなかったようなので、16MBなSIMMを4枚とRAMボード上の7.6MBを合わせて71.6MBであった。現在では32MBなSIMMを使うことで119.6MB。やや半端な数値になっているのは、SIMMの合計容量として112MB(32×3+16)までしか認識できないためである。ま、これだけメモリを追加しても、今となってはどれだけの意味があるか、といわれると、何とも答えようがないのであるが。ほとんど自己満足の領域になってしまうし。
冬の新番組・・・。
そろそろ、いくつか冬の新番組が始まったようである。僕的に、今期の期待作は「フルメタルパニック!」と「Hellsing」だったのだが、この2作はともかく、他のものも結構いい感じであった。「おねがい☆ティーチャー」が予想に反してかなりよかったのが意外であった。
もう少ししたら、初期の感想など追加する予定。
2002/1/5
日本橋へ出撃・・・。
本日は日本橋へ出撃である。今回の出撃目的は、PC9821シリーズの中古の価格調査(場合によっては購入)と、静かなCPUヒートシンク・ケースファンの探索、というところであった。
何故にいまさらPC9821なのかというと、うちのPC9821Ap2の性能が今となってはかなり低いため、そろそろ更新してやろうかなと考えたからである。また、古いPC98対応ゲームの実行環境は残しておきたかったので、PC9821シリーズであることが前提条件なのであった。
事前の情報収集で、Pentium133MHzクラスのPC9821シリーズなら中古で1万円台で購入できることが分かっていた。その中でも、タワー型で100BASE-TXなLANが標準装備なPC-9821Xv13系当たりに狙いを定めてみた。
で、いくつか日本橋でPC9821シリーズの中古を売っている店を回ってみたところでは、パシフィックネットにあったPC9821Xv13/W16(15,800円)にかなり惹かれたのだが、何とか思いとどまった。PC9821な割に、Millennium搭載で100BASE-TXなLAN内蔵、Cバスも4スロットあり、そのうえPCIバスが2個空いているという、かなりいじり甲斐がありそうなマシンであったのだが。
実は、中古情報の収集とともに、ついでに最近のPC98x1シリーズエミュレータ事情も調べてみていたのである。その中で、T98-NextというエミュレータでPC9801/9821のエミュレーションを実現できていることを知ったため、これ以上PC9821関連に金をかけるべきかどうかを迷っていたのであった。エミュレーション状況によっては、わざわざ新たに中古を購入しなくとも、T98-Nextで用が足りる可能性があるし。
で、日本橋で購入したものは、DVD-Rメディア(5枚で4000円を切ってた)、コミック類、何故か「ちいさな魔法使いシュガー」のデスクトップカレンダー、といったところである。CPUヒートシンクとケースファンについては、あまりよさげなものが見つからなかったので今回はパス。
うちに帰ってから、試しにT98-Next上でいくつかゲームなど動かしてみたところ、これが、結構いい感じに動作するのである。グラフィックが正しく表示されることはもちろん、ちゃんと86音源な音も鳴るし、MIDIモジュールを追加することで、MIDIを使用するゲームでMIDIの音も鳴る。これは、本当にT98-Nextだけで用が足りそうである。
ただ、PC9821シリーズ専用なソフトはさすがに手元に無かったため、どこまでPC9821のエミュレーションが正しく実現できているかどうかは未確認。PC98のHDDの内容をそのままイメージ化するツールがあったので、試しにうちのPC9821Ap2の内蔵IDEドライブ(500MB)を丸ごとイメージ化して、T98-Nextで使用可能かどうか確認してみようとしたが、どうやらこのツールではT98-Nextで直接使えるイメージファイルを生成できないらしく、今回は断念。時間があれば、試しにT98-Next上でWindows95をインストールしてみるのも面白いかもしれない。
続(?)、M2513A・・・。
以前に、M2513A(富士通製640M MOドライブ)をメインマシンに接続した状態だとWindows2000の起動に失敗する(WindowsXPでも同様)というようなことを書いたが、これは、M2513A自体が故障しているわけではなかったようである。
SCSIボード(Adaptec AHA-2930U2)にM2513Aを接続するため、ケーブルの取り回しがしやすい最下段のPCIスロットへSCSIボードを移動させたところ、PCIボードの認識順序が変わり、Ultra133TX2の方が先に認識されるようになった。この状態では、M2513AをSCSIボードに接続した状態でもWindowsXPの起動は問題なく行えることが分かった。PCI上のボードの認識順序が変わったため、ドライブの認識順序も変わり、以前には何らかの問題があったのが、問題を回避できるようになったらしい。
原因や不具合状況が不明なため気持ち悪いけれど、WindowsXP上でもMOを使えるようになったのは、やはり便利である。MOの使用頻度は低いのだが、古い98ゲームなどはほとんどMO上にあるので、上記T98-Next上でのゲームの動作確認がいくらか楽になる。
2002/1/2
正月・・・。
今回の年末年始も、例によって実家で過ごす。今年は4日が金曜なので、休みを取って6日まで連続で正月休みにしたいところであったが、偉い人のお話があったりするので意味もなく休めそうにない、ってことで我慢。
何故か実家に到着したあたりから風邪気味になったので、今回は、毎年恒例の夜中の立木山初詣はパスしてしまった。行ってもよかったかもと、ちょっと後悔もしたけれど。
あと、実家にいる間は暇だろうし、そういえば見てないDVDが多いなぁ、って事で、サブマシンに付けていたPioneer
DVD-106Sを実家のマシンに移植。で、うちで余っていたPowerDVDをインストールし、「センチメンタルジャーニー」を見ていたりした。ちなみに、デフォルト状態のDVD-106Sは爆音を発するので、速度制御ユーティリティを使用し、6倍速DVDドライブ相当に速度を制限。これでも十分実用に足りるはず。静かとまでは行かないものの、だいぶましにはなった。
何か、今回の年末年始はいつもにましてよく寝ていたような気がするなぁ・・・。
続、IceCube2.5 Dual・・・。
実家で気づいたことなのだが、IceCube 2.5 Dual をUSB接続する際にはACアダプタを使わなくてもいい場合があるようである。実家のマシンでは、ACアダプタを接続した状態では電源が逆流する(?)らしく、本体の起動が出来なくなったが、ACアダプタを接続しない状態では正常に使用可能であった。一方、メインマシンYuiの前面USBポートでは、ACアダプタを接続しないとHDDを正しく起動できないので、ACアダプタの接続が必須である。
HDDを含めたIceCube 2.5 Dual ユニット全体での消費電力はUSBの規格上の電源供給量を超えているはずなので、ACアダプタなしで起動できるのも不思議なのであるが、実家のマシンのマザー(Asustek
P3B-F)のUSBポートは、規格より余裕を持って電源供給を行っているのかもしれない。
初工作・・・。
実家マシンにDVD-106Sを移植したため、サブマシンSakuraのDVDドライブをどうしようかと考えていた。DVD-ROMドライブを新規購入するか、実家から持ち帰ったCD-ROMドライブを付けるか、あるいはDVD-RAMドライブを再度内蔵するかという選択肢があったが、結局、DVD-RAMドライブを内蔵することにし、作業完了。
ついでに、メインマシンに640M MO (M2513A)を内蔵させてみたが、やっぱりシステムが起動不能になる。ジャンパ・スイッチ類の設定は確認したのだが・・・。ま、MOの使用頻度は激減してるので、いいか。
「NOIR」・・・。
TV本放送が見られなかったのが非常に残念である。ま、DVDで見れたからいいんだけれど。
まだ第2話までしか見ていないけれど、何故にこれを全国放送しなかったのだろうか、という感想。傑作とまではいかないものの、かなり良作な部類に入ると思う。fj.rec.animationで話題になるのも納得できる。
Thanks>けろりん