サウンドカード遍歴

最近は落ち着いたかなぁ。

古いものは記憶が怪しい。

自宅にて現役稼働中のものは機種名を緑色にしてある。


Sound Blaster Pro互換ISAサウンドカード

当初は会社のマシン(サウンドなし)に装着していたが、自分のマシンを購入する際に装着することにした。この当時は、音が鳴ればいい、という感覚だったような。

Sound Blaster 16 PnP

デファクトスタンダードであったSoundBlaster16を使ってみたくなり購入したような記憶がある。トーンコントロールができるのに感動していた。以降、サウンドカードを購入する時の条件のひとつにトーンコントロールの有無が加わった。性能面は特に気にしていなかったが、搭載されていたIDEポートの取り扱いには苦労したような。既にマザーボード上にIDEポートが標準で載っている時代だったし、邪魔以外の何者でもなかったのだ。

謎サウンドカード

少しずつ登場し始めていたPCIサウンドカードのひとつ。メーカー名・製品名などは既に忘却の彼方である。それなりの性能だったような記憶があるが、トーンコントロールなし・MIDI機能しょぼしょぼ、ということでお役御免。

MonsterSound S70

ESS Maestro2搭載サウンドカード。上記サウンドカードの代替として、何気なく購入したバルク品。通常の性能は十分だったような記憶があるが、やっぱりトーンコントロールなし・MIDIしょぼしょぼであった。で、YMF724なカードへと交代。

YMF724搭載サウンドカード

確か、合計2枚購入したような記憶がある。そのうちひとつは、ノイズがやたらと聞こえるものだったので早々に処分。もうひとつは、とりあえず不満点が少なく、それなりに使えていたような記憶がある。
YMF724系の特徴は、やっぱり、その価格に見合わぬMIDI性能であろうか。カード自体はかなり安価なのだが、MIDI機能はほとんどXG音源そのままなので、GM/XG音源向きに作られたデータなら、かなり忠実に再生可能であった。
でも、やっぱりトーンコントロール付きのサウンドカードが欲しくなり、お役御免。

Aureal VORTEX2 SuperQuad Digital

何気なく中古で購入してしまったサウンドカード。トーンコントロールもあり、MIDI機能もそれなりということで、値段のことを考えると十分な性能であったような記憶がある。ただし、Aureal倒産のあおりを受けてドライバ更新がストップしてしまった。メインマシンのOSを更新した際に、このサウンドカードのドライバのおかげで猛烈に不安定になってしまったのであるが、ドライバの更新が望めないことから仕方なく退役。

SoundBlaster Live! Value

登場当初は高くて手を出せなかったが、ある日バルク品が1万ちょいで売られているのを発見し、衝動的に購入。
さすがデファクトスタンダードだけあって、十分な性能。トーンコントロールもあり、ノイズレベルも小さい。MIDI機能はGM音源としてはかなりまともで、一部GS互換の部分もあったが、GS音源対応のデータを演奏させようとすると再現できないことが多かった。で、MIDI機能については、外部MIDI音源であるSC-8820を購入したため、サウンドカードの機能をあてにしなくなった。
Live!シリーズは、全く問題なく稼働する環境もあれば、やたらと不安定になってしまう環境もある。Windows9x/2000時代には、対応ドライバを使っている限り、うちでは特に問題は発生しなかったが、使用環境がWindowsXPに変わってからは問題が多発するようになり、使用を断念。

AcousticEdge PSC706

SoundBlasterLive!の稼動期間がかなり長くなってきたので、そろそろ別のサウンドカードに変えてみようかな、ということで購入したサウンドカード。このカードを選択したのは、インターネット上でかなり高い評価を受けていたからである。
さすがに高い評価を受けているだけあって、性能面では十分以上。ノイズも少ないし、トーンコントロール付いてるし、5.1ch対応してるし。欠点を挙げるとすれば、ほとんど鳴るだけのしょぼいMIDI機能と、光出力に対応していないところか。光出力を使わず、外部MIDI音源がある僕の使用環境では、全く問題にはならない。

Turtle Beach SANTA CRUZ

音質が良く、トーンコントロールが可能なサウンドカードを探していた際に、CS46xxシリーズのサウンドチップを採用したサウンドカードがいくつか候補に挙がった。有名なのはCS4630を搭載したGameTheaterXPあたりであったが、高価な上、外付けボックスで各端子を接続する形態なのでパス。結局、同じCS4630を搭載したSANTA CRUZに決定。
MIDI機能はやはり鳴るだけというレベルだが、もともと当てにしていないので問題なし。トーンコントロール機能は、10バンドグラフィックイコライザで、今まで使ってきたカードでのように高音・低音だけの調整と比較して、より柔軟な設定が可能。音質は、定評あるAcousticEdgeと同等以上。価格帯も同程度。光系の入出力がないのが惜しいところだが、かなり、満足度は高い。

Sound Blaster Audigy 2 ZS Digital Audio

上記SANTA CRUZは良いサウンドカードではあったのだが、たまにプレイするゲームでは、やはりSoundBlaster系に分があることを思い知ったため、購入することとなった。
以前に使っていたSoundBlasterLiveと比較して、音質面でも機能面でもかなり向上。96KHz・24bitオーディオが使えるし、ゲーム向きなエフェクトも充実している。マルチバンドイコライザもある。ただし、IEEE1394についてはいまいち存在意義が見えてこないが。
しかし、あいかわらずてんこ盛りのアプリケーション類をインストールさせられるのは勘弁してほしいところではあるなぁ。

Sound Blaster X-Fi Digital Audio

新製品として発表され、さらに高機能化し高音質化が図られたとの評価に惹かれて購入した。機能面ではAudigi2 ZSでも十分であったけれど、新製品を使ってみたかったこともあり、購入に踏み切った。ただし、上位機種の付加機能にはあまり魅力を感じなかったため、X-Fiシリーズの下位モデルであるDigital Audioを購入。
このカードから、音声接続をディジタル接続から6chアナログ接続に変更。接続相手のAVアンプDSP-AX640にアナログ6ch入力があるので、マルチチャネル音声については、圧縮がかかるディジタル接続よりもアナログ接続の方が音質が良くなる可能性があったのだ。僕の耳の性能はあまり良くないので、はっきりとした差は感じられないのが残念だけれど。

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